9月に久々にロサンゼルス-成田の単純往復をしました。昨年まではバーバンク-デンバー-成田でマキシマムなマイル稼ぎを、そしてユナイテッドのサンフランシスコ-羽田線ができた後はSFO-HNDで日本に戻るのが常でした。特にDEN-NRTはユナイテッドにドリームライナーが投入されてからお気に入りでかなりこの路線は飛びました。

しかし今年の世界一周旅行で多少フライト疲れしていることと、3月に改悪されたマイル加算方式でたくさんマイルを飛ぶことに対してのモチベーションが下がったことで、今回は久々にLAX-NRT単純往復をしました。

いつものように数日前から空席状況をチェック。予約時と数週間前まではエコノミープラスはガラガラだったのに、前日にはいきなりエコノミークラスがソールドアウト。ビジネスクラスは空席あり。というわけで少々、本当にわずかですがインボラアップグレードを期待していました。

24時間を切りオンラインチェックインでチェックインを済ませるも、予約したとおりのエコノミープラスの席です。この時点で「ビジネスクラスにアップグレードしませんか？」のお誘いが1190ドルで出ました。もちろんこんなの無視です。

フライト当日空港に着いてから荷物を預けるためにキオスクで再度手続きするも、やはり予約したとおりのエコノミープラスの席。しかしこのキオスクでの手続きの時点で、「ご搭乗の便が混んでおります。後続の便に振り替えてくれますか？」みたいな案内が出ました。でもこれも無視。

この日はとある事情からロサンゼルス空港のBudgetでレンタカーを借りていて、朝の渋滞とレンタカーの返却やシャトルバス待ちなどで、結局チェックインが1時間前ぎりぎりになってしまい、セキュリティーを過ぎたときにはもう搭乗時間になっていたので、ラウンジにも寄らずにゲートに直行しました。

ゲートに着くとすでにグループ2の搭乗が始まっていました。ですがグループ1の列を利用してガンガン前に進み、さっさとゲートエージェントにボーディングパスを渡してスキャンしてもらうと、

「ピンコーン！」

待っていました！！この音！！アップグレードの音です。

もうかなり久々に聞きました。そして手渡されたのは新しい搭乗券。4Eと書いてあります。実はユナイテッドのボーイング787ドリームライナーのビジネスファーストは、今回が初めてです。

2012年末にユナイテッドのミリオンマイラーになり、ここ数年はOne Million Miler 1Kを維持していますが、コンチネンタルとの合併後はインボラのアップグレードは本当に数が減り、滅多に滅多にアップグレードされなくなったので、久々に嬉しいフライトになりました。

ビジネスファーストはアメニティーがリニューアルされていて、アメニティーポーチがハンギングオーガナイザー仕様に変更になっていて、ソックスや歯磨きセット、アイマスクなどが入っています。以前はフィロソフィーだったハンドクリームとリップバームはCowshedという新しいブランドになっていました。

Cowshedは英国発祥のナチュラルスキンケアブランドみたいです。

Cowshed
https://www.cowshed.com/

やっぱりビジネスファーストでのフライトは10時間もあっという間でした。一点残念だったのは、和食の機内食が品切れだったこと。予約でいっぱいだったそうです。でもフィレミニョンのステーキにニョッキのメインをいただいて、満足です。

それから、チーフパーサーの男性フライトアテンダントがビジネスファーストの乗客一人一人に挨拶をしにきてくれました。実は彼は3週間後に乗ったNRT-LAX線にも乗っていました。でもこの日の私はアップグレードなしで、満席のエコノミーでキツキツな思いをして戻ったので、もちろんフライトアテンダントからの挨拶もあるわけもなく、本当にエコノミークラスとアッパークラスって雲泥の差だな、と思い知らされました。

UA32 LAX-NRT線の獲得マイル数ですが、PQM(プレミア資格対象マイル数) 5451マイル、そして”今回のフライトの”Redeemable Miles (特典交換に利用できるマイル数) 3740マイルです。マイル加算計算の対象になった金額は片道340ドルでした。今年の2月末まではRedeemableが5451マイル×2＝10902マイルだったので、マイル修行のモチベーションが下がるのも仕方がありません。

2017年度はまた1Kを目指そうかなと思っていますが、もしかするとこのままミリオンマイラーの特典であるスタアラゴールドで留まることになるかもしれません･･･